現在、特に地方において加速している過疎化・高齢化を食い止めるため「地方創生」が叫ばれるようになり久しいところですが、その取り組みの一環として弊会ではヘリコプターを有効活用した事業を展開しています。
現在10の自治体と防災協定を締結し、有事の際にヘリコプターを活用するための準備を進めておりますが、実際地域では、より身近な問題として人口減少による地域産業の衰退があります。
弊会は、地方創生についてもヘリコプターを有効活用できるのではないかと、以下の視点で考えています。
地方創生にとって基本的になることは「情報発信」だと考えています。
地域の特性や問題点、PRできることなどを広く伝えていくことによって人々の注目が集まり、様々な地方創生事業がスタートします。
その点からヘリコプターを活用した「価値ある情報収集」ができるのではないかと思います。
例えば、上空から一望することで初めて発見できる風景や行事などの地域情報が、きっとたくさんあるのではないでしょうか。
各地の市町村も、ふるさと納税や動画などでPR活動をしています。その中にヘリコプターを利用したイベント等を、弊社と共に作り上げ発信して行く事が地方創生に繋がっていくと考えています。
※毎年秋ごろに行われる世界遺産白川郷の一斉放水の様子は、上空から見ることでその迫力が伝わります。
※弊会が遊覧飛行（ヘリクルージング）に訪れた地域をYouTubeチャンネルでご紹介しています。
各地域も独自の動画チャンネルを持ち、活用することが可能です。
弊会が実施してきた遊覧飛行（ヘリクルージング）を自治体及び企業と連携し、各地域に合わせたものに作り上げて提案いたします。
2021年12月に白川村の中学校の卒業記念に空から故郷を見て頂きました。
日本の国土の約3分の2が森林です。その豊かな森林が、美しい水・空気を生み出しています。
しかし、過去に発生した災害や違法な開発等により、その森林が傷ついているのも、また事実です。
その傷ついた森林を、元の美しい姿に戻す為の試みの一つが緑地化計画です。
崖崩れや河川の氾濫などにより危険な場所となっている所に、
安全に緑地化に必要な液剤（植物の種・栄養剤等）を散布する為に優れているのが、
ヘリコプター（大規模な場所）・ドローン（小規模な場所）です。
岐阜県大野郡白川村の河川にて緑地化に必要な液剤の散布を行いました。
視察や訓練は、ヘリコプターの優れた面としてある「機動力」が最も発揮される活用方法です。
そして、ヘリタクシーの活用で先ずは自治体や地域住民がヘリコプターの利便性を理解して頂くことにもつながっていきます。
2019年9月台風15号による被害状況を、防災協定を締結している、千葉県いすみ市の職員の方に上空より視察して頂きました。
海に面したこの史跡はヘリを使わなければ見ることができないので自治体担当者の方々に非常に喜んでいただきました。
